DIYに興味があり、これからやってみたいなぁと思っている人は多いと思います。
その際に気になるのが、「まずは何の道具を揃えたらいいの?」という事だと思います。
今回はどのようなDIYをやるにしても
をご紹介します。
基本中の基本の道具
これから始める超初心者が必要な道具とは
他のサイトで初心者におすすめの道具として「電動ドライバー」「電動サンダー」「クランプ」などの工具を紹介しているところが多かったですが、はっきり言って素人が紹介していると思います。
リフォーム業者である私が思ったのは、
「何のDIYをしたいのかも分からないのにそんなのいきなり買わせる必要はない」
という事です。
棚を作りたいのか、壁紙を貼りたいのか、塗装をしたいのかで必要な道具は全然違います。
やりたいDIYごとに必要な道具はまた別記事にしたいと思いますが、今回は
どんなDIYであろうとも絶対必要になる道具を5個紹介します。
これから始める初心者の方は、何のDIYをしたいかに関わらずまずはこの5個を買わないと何も出来ません。
例えて言うなら、「料理をしてみたい」っていう人が食器類を一枚も持っていなかったら、「まずは食器を買え。話はそれからだ」となるでしょう。
またこの道具を揃えるという事は、マラソンで例えるなら「出走登録をしてゼッケンをもらう」ようなもんです。
DIYのスタートラインに立つ為に必要な道具を紹介します。
ここ数年で、業者に頼まずにご自分で作業を行う、いわゆるDIYが流行っています。 しかし、いざ自分の家のリフォームをDIYでやろうと決心した時に、 「上手く出来るかどうかはともかく、そもそもやって大丈夫?」 と、疑問を持つ方[…]
スケール
スケール(別名:メジャー、コンベックスとも言う。職人さんはスケールと呼ぶ事が多い)
長さを測る道具です。
どんなDIYをやるにしても「長さを測る場面」は必ず訪れます。
今回紹介している物は、「高級品でもないが、安物でもない」ぐらいの中級ランクの物です。
もっと安い物もありますが、スケールはDIYをやるにあたって絶対に必要な物だし、安物だと2~3mしか測れず状況によっては長さが足りなくなります。
また、大事に使えば何年も使えるので、最低でもこれぐらいのランクの物の方がいいかと思います。
カッターナイフ
「100円均一のカッターナイフじゃだめなのか?」
カッターナイフは100円とかでも売ってますが、DIYとして使う場合にはあまりおススメしません。
理由は通常の紙や段ボールを切るだけでなく、DIYではもう少し硬い物を切る事が多いです。
その際に安物だと壊れやすかったり、力が入れにくかったりします。
そこまで高い物ではないので、どうせなら建築用のカッターナイフを買う事をおススメします。
ドライバーセット
プラスやマイナスだけでなく、キリなども入っている合計8種類のドライバーセットです。
本当は、プラスとマイナスぐらいは専用のを用意してもいいかと思うのですが、とりあえずスタートラインに立つだけなら、このセットがあれば大丈夫です。
作業用手袋
軍手でDIYをおススメしているサイトが多いですが、私は軍手はおススメしません。
軍手は確かに安くて手に入りやすいのですが、
- 布が厚いので細かい作業に向かない
- 細くて硬い物だと簡単に突き刺さるので、保護してくれない
- 目が粗いので、軍手をしてても結構手は汚れる
以上の理由により、軍手はおススメしません。実際、職人さんで軍手を使っている人はほとんどいません。
手袋にもいっぱい種類があるのですが、私がおススメする作業用手袋は、
これです。薄い割には強いです。
建築用鉛筆
「建築用鉛筆?普通の鉛筆じゃダメなの?」
普通の鉛筆をお持ちなら、それでいいです(笑)
小学生のお子さんがいる家庭などは鉛筆が当たり前に家でお持ちかと思いますが、意外に鉛筆を持っていない家が多いので、紹介しました。
一応建築用の鉛筆というのがあるので、どうせ買うならこっちの方がいいかもしれません。
「ボールペンやマジックじゃダメ?」
ダメです(笑)
鉛筆のいいところは、「消しやすい」「薄く書ける」事です。
それらが出来ないボールペンやマジックだとDIYには向きません。
「シャープペンシルは?」
シャープペンシルなら大丈夫です。
ですが硬い物に書く場面が多いので、普通のシャープペンシルだと芯が折れやすいです。出来れば鉛筆を用意した方がいいです。
これ以外の道具は?
今回紹介した5つの道具は、スタートラインに立つ為の道具です。
これ以外に必要になる道具は、
「あなたがどのようなDIYをしたいのか」
によって変わってきます。
大工作業がしたいのであれば、ノコギリやハンマーなどが必要になりますし、
塗装作業をしたいのなら、ローラーや刷毛が必要になります。
今回紹介した道具をまずは揃えつつ、自分のやりたいDIYに合わせて道具を買い揃えて下さい。
今回紹介した道具は「DIYのスタートラインに立つ為の必要最低限の道具です」
まとめ
これからDIYを始めたいと思っている人が最低限必要な道具を紹介しました。
今回紹介した道具は、「DIYのスタートラインに立つ為の道具」なので、この道具だけを持っているだけでは、ほとんど何も出来ません。
ここから先の必要な道具は、やりたいDIYに合わせて揃える必要があります。