ブログで収益化を目指す人は、誰もが一度は「Googleアドセンス」への登録申請をするのではないでしょうか?
しかし、アドセンスの審査は意外に厳しく、また不合格だった場合にもその詳細な理由は教えてくれません。
Twitter上では、「合格した」「不合格だった」の情報が毎日のように流れています。
毎日流れて来る、それらのブログを50件ほど訪問して「何故不合格なのか」を考えてみました。
今回は、
審査に最低限必要な準備
まずは審査を申請するにあたり、
- お問い合わせフォーム
- 運営者情報
- プライバシーポリシー
この3つがコンテンツ以外に最低限必要なものになります。
(関連記事:当サイトの合格記事)
お問い合わせフォーム
実はGoogleからは「お問い合わせフォーム」を必ず設置しろとは言ってないと思います。
(探しましたが、見つけられませんでした。もしあれば教えて下さい。)
Googleは、
ユーザーが入力できるコメント欄を用意するのもおすすめです。サイトを改善し、成長させていくうえでは、ページにアクセスしてコンテンツを参照したユーザーからの意見や要望が非常に参考になります。
引用元:Adsenceヘルプ
正確にはこのように言っています。
「コメント欄を設置すればユーザーの声が聞けるので、おすすめですよ」って事です。
しかも「必須」ではなく「おすすめ」と言っているので、額面通りに受け取るなら、無くてもいいという事になります。
コメント欄よりも、問い合わせフォームの方がいい
「Googleがおすすめしてるなら、一応ユーザーの声が聞けた方がいいか。けど、問い合わせフォームだと設定めんどくさいから、コメント欄にしょうかな」
問い合わせフォームを作るよりも、コメント欄を作る方が楽だからと考えそうですが、コメント欄はやめた方がいいです。
理由はGoogleが同時にこう言っています。
注: コメント欄は、AdSense のプログラム ポリシーに従い、不適切なコメントが投稿されないように管理していただく必要があります。
引用元:Adsenceヘルプ
つまり、誰かが書いたコメント欄のコメントも管理者の責任になるということです。
審査中に、たまたま誰かがGoogleのポリシーに反する書き込みをしていたら、それだけで落ちる可能性があるということです。
コメント欄のコメントも管理者の責任になってしまうので、少なくてもアドセンスの審査が終わるまではコメント欄は消しておいた方が良い。
運営者情報
Google では、サイト運営者の皆様に個人名または会社名を公開し、情報を透明化することをおすすめしています。そうすることにより、広告主が広告枠を確認しやすくなります。情報を透明化しない場合、広告主はお客様の名前を確認できないため、収益に影響する可能性があります。
引用元:Adsenceヘルプ
問い合わせフォームに続き、運営者情報も「必須」ではなくて「おすすめ」という表現を使っています。
必ずしも記載しなくてもいいような書き方ですが、Googleが「おすすめ」している以上、運営者情報を作っておいた方が無難です。
プライバシーポリシー
まず、アドセンスの審査をするしないに限らず、ブログ運営をするならプライバシーポリシーは必ず設置しましょう。
そしてGoogleは
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
引用元:Adsenceヘルプ
この内容をプライバシーポリシー内に記載する事を求めていますので、必ず記載しましょう。
(その他のプライバシーポリシーの内容についてはこちら)
不合格の理由と対策
念のためコンテンツ以外に最低限必要な内容を3つ紹介しましたが、不合格者のサイトを見る限りほとんどの方がちゃんと設置していました。
では何故、不合格になってしまうのか。その理由を推測し、対策を考えてみます。
※Google側が正確な審査基準を出していない以上、あくまでも「推測」である事をご了承ください。
- プライバシーポリシーの内容
- 記事数とジャンル数のバランス
- コンテンツの有益性
- YMYLに関するブログ
- 著作権・肖像権・翻案権
以上5つの内容について詳しく説明していきます。
プライバシーポリシーの内容
落ちてしまう原因にプライバシーポリシーの内容が不十分である可能性があります。
記載内容の不足
先ほど紹介した、Adsenceが必ず記載するように求めている内容が不足している場合には、ポリシーに準拠していないという事で落ちると予想されます。
Adsenceが必須としている内容が全て含まれているか確認した方がいいかと思います。
(こちらのAdsenceヘルプを確認してください。)
コピペのプライバシーポリシー
どのようにプライバシーポリシーを作成していますか?
1から作る人もいるかもしれませんが、ほとんど人がどこかのサイトを参考にして作っているのではないかと思います。
他のサイトを参考に作るのはいいと思うのですが、「丸々コピペ」で設置するのは2つの理由でおススメしません。
①Googleはコピペをしたコンテンツがないか調べている
Googleは間違いなく、作られたコンテンツがコピペされた内容かどうかを調べていると思います。
プライバシーポリシーはコンテンツではないので、これも一緒に調べているのかは分かりません。
ですが、人が1記事ずつチェックしている訳ではなく、機械的にサイトを丸ごとチェックしていると予想される為、プライバシーポリシーのコピペで機械的に弾かれる可能性は捨てきれないと思います。
②コピペだと、管理者が内容を把握しているのか疑問を持たれる
プライバシーポリシーを丸々コピペをした場合、全ての内容を一字一句読んで内容を把握しますか?
中にはちゃんと全部読んでからコピペをする人もいるかもしれませんが、私がGoogleの人間でコピペのプライバシーポリシーを設置しているブログをみたら、
「この管理者、絶対内容理解してないだろ」
って思います(笑)
少なくても心象は良くないはずです。
対策
1からプライバシーポリシーを書きあげようとすると、内容に不備も出ますし、相当な労力です。
他のサイトを参考に作るべきです。
その際に3点注意しましょう。
- アドセンスが設置されているサイトを参考にする
- 1つのサイトではなく、複数のサイトを参考にする
- 同じ内容を言い換える
アドセンスが設置されているサイトを参考にする
説明するまでもないですが、既にアドセンスが設置されているサイトを参考にしましょう。
1つのサイトではなく、複数のサイトを参考にする
1つのサイトだけを参考にしたら、結局同じ内容になってしまうので、複数のサイトを参考に作りましょう。
同じ内容を言い換える
プライバシーポリシーの内容なんて、結局は似た内容になります。
ですが、「全く同じ」なのと「同じ事を言っているが言い回しが違う」だけでコピペではなくなります。
例:当サイトのプライバシーポリシーより抜粋
当サイトのコンテンツ全てにおいて、著作権を放棄しておりません。
当サイト内の全ての、文章・画像・動画等の著作物の情報を無断転載することを禁止します。
また、法律の範囲を超える引用(転載)ついては、警告もしくは法的処置を行います。
↓↓↓ 言い換えた内容 ↓↓↓
当サイトのコンテンツは著作権法にて保護されています。
ここでいうコンテンツとは、当サイト内の全ての文章・画像・動画等を指します。
当サイトのコンテンツを無断で転載することを禁止します。
また、転載や法律の範囲を超える引用については、警告を行うか場合によっては法的処置を行います。
結局は同じ内容
先ほども言いましたが、プライバシーポリシーは似て当たり前です。同じことを言ってるんだから(笑)
なので、そこまでナーバスに考えなくてもいいとは思うのですが、丸々コピペはやめた方がいいと思います。
丸々コピペでいくって人はこれだけ注意
実際丸々コピペでもアドセンス受かっている人もいると思うので、絶対にコピペがダメという訳ではないのですが、コピペの人はこれだけは注意して下さい。
- サイト名
- 「問い合わせはこちら」などのリンク先
- 設置年月日
これらの情報が自分のサイトに合致しているか、今一度確認してみて下さい。
「アドセンス落ちた!」って言ってた人のプライバシーポリシーみたら、サイト名が空白だったりしたのを何人か見かけたので・・・。
記事数とジャンル数のバランス
何記事書けば、アドセンスに受かるのだろうか?
私が思うにその答えは、
「記事数は関係ない」です。
Googleが求めているのは有益性
Googleが公表している「お申し込みの条件」は
- 他にはない魅力があるか
- 操作が簡単でわかりやすくなっているか
- ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか
この3つだけです。簡単に言えば「ユーザーにとって有益なサイトか」です。
もし10記事以上ないと受からないのであれば、そう条件に書かれていると思います。
有益なサイトであれば3記事でも4記事でも受かるし、100記事あっても有益なサイトでなければ落ちると思います。
「んじゃ1記事でも受かるのか?」
受かった人は見た事ないですが、理屈で言えば受かると思います。
ですがブログで1記事で有益なサイト認定されるのは、相当な情報量を1記事にまとめ、かつ1記事にまとめた必然性も出さなきゃいけないでしょうから、現実的には1記事では無理でしょう。
ジャンル数が多すぎる
不合格だった人のブログを見て感じたのは、記事数とジャンル数のバランスです。
トータルの記事数が8なのに、ジャンル数が5とかあるブログがありました。
おそらくこれから記事を増やしていくにあたり、最初からキレイにジャンル分けをしたのだと思うのですが、一つのジャンルに1~2記事しかないのは、ユーザーにとって有益なサイトなのか疑問です。
対策
記事数とジャンルのバランスをとった方がいいと思います。
ジャンル分けはアドセンスが受かってから整理するとして、10記事程度ならばジャンルは一つか多くても二つに絞るべきです。
例えばこのサイトのジャンルには現時点で、「リフォーム」「外壁塗装」「水道修理」「注文住宅」などのジャンルがありますが、「住宅関連」という大きな括りのジャンルを1つ作れば、そこに全部の記事を入れられます。
多少強引でも記事数が少ないのならば、ジャンルも少なくした方がいいと思います。
コンテンツの有益性
コンテンツについてGoogleはなんて言っているか抜粋します。
他にも多数のサイトがすでに存在しているため、ユーザーの関心を引き付け、詳しく知りたいと思ってもらえるような、関連性の高い独自のオリジナル コンテンツを掲載しましょう。
(中略)
熱心なリピーターを獲得するうえで最も大事なのは、価値の高い独自のコンテンツを掲載することです。ユーザーにコンテンツを楽しんでもらえれば、共有を通じて他のユーザーにも評判が広がり、サイトの成長につながります。
(中略)
最も重要なのは、専門家の知識、何かを改善する方法、クチコミ情報、自分のアイデアなど、他にはない独自のコンテンツを掲載することです
引用元:Adsenceヘルプ
要約すると
「他のサイトには無い独自の視点で、価値の高い専門的な知識や情報、何かを改善する方法やオリジナルのアイデアをコンテンツとして作ってください」
ユーザーにとって有益な情報をオリジナルで発信しろって事ですね。
これが一番難しい。これに引っかかって落ちている人が多いのかなと思います。
日記は難しい
日記ブログで有益な情報を発信といのは、結構ハードルが高いかなと思います。
理由は、失礼を承知の上で言いますが、
「ただの日記はユーザーにとって得るものが無い」
これに尽きると思います。
「日記で共感は得られる!」
と、反論が聞こえてきそうですが、
「共感は読んだ人ではなくて、書いた人が得るもの」
「読者は共感する事はあっても、得る訳ではない」
日記だけでアドセンスを通すなら、普通の日記ではなく、読者が惹き込まれるほどの文章力が必要なのかなと思います。
それでも日記で通すなら
「読者を惹き込むほどの文章力はないけど、アドセンスを日記で通したい!」と思うなら、普通の日記ではなく「情報発信をする日記」まで昇華させる必要があると思います。
具体例をあげますと、
今日、2歳の子供と○○という大きな公園に行った。
色々な遊具があって子供も楽しそうだった。
この内容を500字程度で書いたら、誰も得しないただの日記です。
この日記に以下の内容を加えます。
- 公園の場所
- 最寄り駅やバス停からのアクセス
- 駐車場の有無
- 駐車場がある場合には駐車可能な台数と金額
- 駐車場が無い場合には近隣のパーキング
- オムツを替えるスペースの有無。その場所
- 2歳児が遊べる遊具は具体的に何か
- 他の年齢だと遊べる遊具は何か
- 行ったのは平日か休日か、その混み具合
- 公園内や近隣で子連れで休憩や食事が出来る場所があるか
この内容を自分の感想などと交えて書けば、ただの日記が3000字程度の情報記事になります。
実際、近くに住んでいる子供がいる家庭は欲しい情報なのではないでしょうか。
このように「ただの日記」から「情報発信する日記」に昇華させる必要があると思います。
グルメ記事も難しい
先ほどの日記に続き、グルメ記事も難しいと思います。
グルメ記事を書いている人の多くは、店の場所や食べた物、感想などもしっかり書いてありました。
落ちた理由は日記とは違い、情報量ではないと思います。
おそらくグルメ記事が難しい理由は、
「既にその情報はインターネット上でいっぱいあるから」
だと思います。
そのグルメ記事を書いた人は何故その店でそのメニューを食べたのでしょう?
絶対とは言い切れませんが、
- 地元で有名
- 観光客がよく来る
- 雑誌やテレビの取材を受けた
これらの「既に出回っている情報を基に」その店で、その食べ物を食べて記事にしているのかなと。
店内写真やおススメメニューの写真などは、Googlemapでも某大手グルメサイトでも、いっぱい出回っています。有名店を記事にするなら、それらの大手サイトを超える情報を発信しなきゃいけないので、難しいのだろうなと思います。
グルメ記事でアドセンス審査するなら
グルメ記事でアドセンス審査を受けるなら、Googlemapや某大手グルメサイトでも店名しか出ておらず、レビューなどが何もついていないマニアックな店で勝負するか、それらの大手サイトを超えるクオリティの記事にするしかないのかなと思います。
記事は完結させた方がいい
記事のボリュームの関係で、
- 〇〇について その1
- 〇〇について その2
- 〇〇について その3
のように分けてある記事があると思いますが、完結して初めて一つの記事となるので、審査前に「完結編」まで書いた方がいいかと思います。
完結までまだ長いなら、一旦非表示にするべきでないかと。Googleがどういう判断をしているのかは分かりませんが、「ユーザーにとって有益」という事を考えると、完結するまでは有益な情報になっていない、中途半端な記事という判断を下されそうな気がします。
魅力的なレイアウト
テキストや画像などのページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に見つけられるようにします。
引用元:Adsenceヘルプ
このようにGoogleは言っています。
つまり「読みやすく」「理解しやすく」しろという事だと思います。
読みやすく
不合格だった方の記事で、改行がほとんどされていない記事がありました。
適度に改行をしたり、文字の大きさ、文字の色などを変えて読みやすくしましょう。
理解しやすく
難しかったり、専門的な単語には注釈を入れたり言い換えたりして理解しやすく。またグラフなどの画像があった方が説明しやすい場合には画像を積極的に使った方がいいと思います。
最後まで記事を読んで「結局何が言いたかったんだろう?」と思う記事がいくつかありました。記事の要点を明確にした方がいいかと思います。
YMYLに関するブログ
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略称です。
これは何かというと、「お金や健康に関わる事は内容に間違いがあってはいけないよね」という、「Googleの検索品質評価ガイドライン」に出てくる言葉です。
例えば、「これをやれば儲かる」といった真偽不明のお金にまつわる記事や「この薬は体に良いらしい」という素人の発言などが上位表示される事がないように、YMYLに関係する事は非常に厳格に評価されているようです。
YMYLに関する内容がある記事は、その管理者が「その道のプロである」とGoogleが判断しない限り、上位表示される事もないし、サイトとしての評価も低いようです。
つまりYMYLに関する記事がメインのブログの場合、Googleから「評価の低いサイト」と認定されるのでAdsenceにも合格しにくくなります。
審査を通すには
YMYLに関する事がメインのブログの場合、正直一回非公開にして他の記事で審査を通すしかないと思います。
YMYLに関してはGoogleからの評価は下がりますが、Adsenceのポリシーに違反している訳ではないので、合格してから少しずつ記事を公開していけばいいと思います。
補足
上記の理由により、YMYLに関する記事はSEOにも不利らしいです。
著作権・肖像権・翻案権
さすがに記事内をコピペで作っている人はいないと思いますが、いたら著作権違反なので審査に通る通らない以前に違法です。
肖像権に関しても、有名人の写真を使ったりテレビのキャプチャーを使っている人が見かけなかったので、大丈夫なのかと思います。
映画や漫画のレビュー
微妙だなと思ったのは、映画や漫画のレビューを書く際の作品のキャプチャー画像です。
まず、漫画や映画などの作品には間違いなく「著作権法」が適用されます。
ですので、無断で使用するのは違法です。
ですが著作権法には以下の記述があります。
第三十二条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
つまりキャプチャー画像が「引用」であれば使う事が許させるという事です。
ではどこまで引用なのでしょうか?
[1]引用する資料等は既に公表されているものであること、 [2]「公正な慣行」に合致すること、 [3]報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること、 [4]引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること、 [5]カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること、 [6]引用を行う必然性があること、 [7]出所の明示が必要なこと引用元:文化庁 著作権なるほど質問箱
(改行は当サイトによる)
特に、[4]の「主従関係」が気になりました。
つまり、自分のオリジナルの部分がメインの記事(主)であって、それを補足する目的で引用(従)する場合はOKって事なんですが、作品の画像を貼り付けて2~3行の感想を書いて、次の作品を紹介。みたいな記事を何個か見かけたのですが、その場合は多分主従関係とは言えない気がします。
厳密にオリジナルをどの程度書けばいいのかは難しいところで、結構グレーな部分なのだと思います。実際調べてみても何文字以上書けばOKっていう過去の判例は見つけられませんでした。
おそらくGoogle側もグレーだと思っているので、映画や漫画のキャプチャーはAdsence審査が終わるまでは外した方がいいと思います。
ちなみに、映画などで公式サイトに出ている画像。これなら使っていいかと言えば答えはNOです。
何故か「公式に出ている画像なら使っていい」って書いてあるサイトがありましたが、根拠不明です。立派な著作権法違反です。
ネタバレは?
自分で作った映画のレビューでネタバレを書いた場合。これも場合によってはアウトです。
最新のベストセラー小説のあらすじを書いて、ホームページに掲載することは、著作権者に断りなく行えますか。
どの程度のあらすじかによります。
ダイジェスト(要約)のようにそれを読めば作品のあらましが分かるというようなものは、著作権者の二次的著作物を創作する権利(翻案権、第27条)が働くので、要約の作成について著作権者の了解が必要です。また、作成された要約をホームページに掲載し送信する行為(複製、公衆送信)も元の作品の著作権者の二次的著作物を利用する権利(第28条)が働くので、要約の作成と同時に当該著作権者の了解を得ておく必要があります。一方、2~3行程度の極く短い内容紹介や「夭折の画家の美しくも哀しい愛の物語」などのキャッチコピー程度のものであれば、著作権が働く利用とは言えず、著作権者の了解の必要ありません。引用元:文化庁 著作権なるほど質問箱
この質問は小説となっていますが、映画でも同じです。「翻案権」という権利の侵害になります。
簡単に2~3行でまとめた程度ならOKっぽいですが、起承転結を全て書いてしまうネタバレは完全にアウトです。
映画や漫画のレビューはグレーな部分が多いので気を付けて欲しい。
商用利用不可のフリー素材
記事内で使う画像やアイキャッチ画像はどのように用意していますか?
自分で撮った写真や、自分で書いたイラストを使う分にはもちろん問題はないのですが、インターネット上で探してきた素材を使っている人は注意が必要です。
商用利用が可能なフリー素材?
「ちゃんとフリー素材から選んできた」
どこかのサイトから勝手に素材を持ってきたわけではなくて、普通はフリー素材を使用していますよね。
ですがそのフリー素材、商用利用OKか確認しましたか?
個人で使うブログでも収益化をしている場合、「商用利用」になりかねません。
アドセンスの審査でGoogleがどこまで調べるかは分かりませんが、きちんと「商用利用が可能なフリー素材」を今後の為にも使っておく事をおススメします。
このブログのほとんどの画像は以下のサイトから使っています。
無料で、商用利用もOKで、驚くほどの数の写真・イラストがあります。
こっそりやるのも嫌なので、一応言っておくとこれらのサイトもアフィリエイトです。
登録して頂けると私にちょこっとお小遣いが入ります(笑)
無料なので、この記事が少しでも参考になったら登録して頂けると泣いて喜びます。
審査を通すには
映画や漫画記事での使用画像はもちろんの事、それ以外の画像関係も一度著作権の問題を確認した方がいいと思います。
正直なところ映画や漫画のレビュー記事で、著作権や翻案権を一切侵害せずにユーザーに満足な情報を提供する記事を書くのは難しい気がします。
一度違う記事で審査を通してから、映画や漫画記事を書いた方がいいかと思います。
まとめ
アドセンスに受かった人、落ちた人のサイトを参考にして、何故落ちたのかを推測してみました。
あくまでも推測なので、参考程度に考えて下さい。
次のアドセンス審査には通る事を祈ってます!
通ったら是非登録を(笑)